早急に精密検査といわれて
夜に泣き叫んでしまった。
眠れない、とにかく恐怖がハラノソコから込み上げてきて、泣くしかない。
どっしり構えられる強さが欲しい。
大丈夫。大丈夫。大丈夫。
引き際考
人生100年と言われると、定年後は余生というライフプランが崩れる。
就職氷河期に、真っ当な会社に、真っ当な正社員として入社できなかった時点で、定年も退職金もライフプランもなかった世代としては、一生何とかして働き続けるしかないなあという感覚。
この特集、引き際として、いくつかの切り口でまとめた記事があり、どの視点も示唆に富んでいておもしろい。
- スポーツ選手の引き際
- クルマの引き際
- 経営者の引き際
- 歴史にみる引き際
- 女性と引退
- 潔くさらないという発想
特に自分が興味を引いたのは、「女性と引退」「潔く去らないという発想」でした。
「女性と引退」では、女性一人一人の物語を語られることは今までになく、語られるのは「内助の功」の物語ばかりが再生産され続けている現状に警鐘を鳴らす話でした。 「結婚」「内助の功」と行った安直で貧困な物語の再生産をし続けている限り、日本の社会は変わらないというお話でした。
そして、特集の最後に書かれていたのが、「潔く去らないという発想」
潔く去るということで、生まれる悲劇の物語の反復を止めよう。 悲劇を変えるためにこそ、時間を得て、ダラダラ生きて参りましょう、 物語を変えるのはグズグズとした生き方ではないだろうか。
ダラダラ生きていく、そういう発想を持つことが、現代を生きていく処方箋なのかもしれないと思いました。
奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド
ホームページが秀逸でした。 これから見に行く人も、もう見に行った人もみると良いかも。
意表を突く構図、強烈な色、グロテスクなフォルム―近世絵画史において長く傍系とされてきた岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢蘆雪、歌川国芳ら表現主義的傾向の画家たちの作品を集めた展示会。
音楽でいうと、ストラビンスキーとか何だろうか。 その当時は、あまりにも特殊すぎて、受け入れられなかった流派だったんでしょうか?
行った後に気づいたのですが、これらの絵師を再評価して紹介している本がありました。 これは、今から読んでもおもしろいかもということで、購入。 これから読んでみます。
- 作者: 辻惟雄
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2004/09/09
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さらっと予習がてら読みたい人は、ブルータスの「死ぬまでにこの目で見たい日本の絵100」をみていくとイイかもです。
BRUTUS(ブルータス) 2019年2月15日号 No.886[死ぬまでにこの目で見たい日本の絵100]
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2019/02/01
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(読書ログ)いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書
読むきっかけ
同時並行に進めなくてはいけない案件が増えてきていて、いろんなツールを駆使してうまくやろうとしているけど、なにか先人のノウハウはないものかと探していた。 TeamWeekで今週やること、今日やること、時間配分を決めているけど、全体的に進捗が上がった感じがしない 今日は
読んで共感、そうかと思ったこと
- ゴールをビジュアルで共有しよう
- ゴールまでの地図を明確に
- なぜそうなのかをロジカルに説明できるように
- どんな仕事も同じ、パターン化できる、ルーティンにすることで選択のストレスを減らす。アクシデントやトラブルも織り込み済みに。
- なんのためにこの仕事をするのか?目的は?この仕事によって世の中がどう変わるのか。
- 時間ボックス(1時間、1日、3日、1週間、1ヶ月)に仕事を入れる
* スケジュールは3時間ごとに見直す これ、いつも自分は、段取りは組むのだけど、しょっちゅう破綻していて、それで全部が嫌になってやる気がなくなってしまうw というどうしようもない状態でした。
段取りは常に変わる。 だから、朝昼晩に見直すくらいでちょうどいい。
アップデートし続ける。
ああ、これができていなかったんだと思いました。
そして、段取りしておくことで、自分の思考の外に出して、空白を作ること!
読んだ後にどうしたいか
ゴールをビジュアルで共有 > Pinterestのボードで共有できるように画像検索して、画像を集めて作り始めた。 なぜそうなのかをロジカルに説明できるように > 自分はなんとなくこう思うから、という感情だけで説明してしまうことをやめる パターン化とルーティン化 > DropBoxに、共通となるドキュメントを準備して、このパターンの場合に使える手順をまとめる スケジュールは朝昼晩に見直す。 やることを事前に洗い出す。所要時間を見積もり、時間ボックスに入れていく、ゴールまでの地図を明確にしておくこと。
このゴールまでの道のりが、見えていないことが不安を煽っていたんですよね。 確かに、この世の中に内容な新しいものを作る場合、予測不可能なことが起きて、常に遅れるのですが、それもアップデートしつつ それでもやることの手順は変わらないはずなので、ゴールまでの道のりを常に測っていこうと思います。
(読書ログ)学びを結果に変えるアウトプット大全
読むきっかけ
すでに、アウトプットとしては色々やっているのだけど、もっとやり方に効率的な方法があったら知りたいなと思ったこと
読んで共感
アウトプットすることで、記憶が強化され、成長曲線も上がる 本も読みっぱなしではなく、内容を人に話したり、書いたりすることで、脳にきちんとインプットされる。 書く、話す、行動することで現実世界は変わってくる。 現実世界を変えたいなら、アウトプットすること。 手に入れた情報は使うことで記憶できる。
1日に7時間の睡眠は必要!!
すでに自分としては、今までの経験でも「頭でわかっている」ことだったので、それを追って確認する、感じでした。
読んだ後にどうしたいかというと
本は読んだり、技術情報を仕入れて検証したり、とインプットしている量に比べて、アウトプットしている量が圧倒的に少ないとことを反省。
まあ、だたら、あれ?なんだったっけ?と思って、誰かに説明するときに具体性を書いてしまい、相手が納得できるような説明ができない。
これがやっぱりできるようになりたい。 ならば、もっと手を動かして、アウトプットして、せっかく得られたインプットをきちんと脳内に定着させようと。
「時間」「制限」を意識して、アウトプットしようということと、 ルーティーン化して、取り込むようにしようと思った。
自分の現在のアウトプット
で、すでに自分がやっていること、改めて整理。 これをもっとルーティーン化するかな、と。
会社の広報、漫画とキャラクターの広報、自分のSNS更新、とこれはコンスタントにできているけど、 できていないのは、会社の技術系のアウトプットが足りていないところが反省かな
- instagram投稿(会社アカウント、週1、工作や3Dプリンターの写真)> 現状維持
- instagram投稿(自分アカウント、3日に1度くらい?、漫画とイラスト)> 現状維持
- noteマガジン(会社広報、1ヶ月1度よりは少ないか・・・)> 毎週、NDAに抵触しない範囲で取り組みなどを書く
- noteマガジン(会社漫画、2週に1度)> 現状維持
- noteマガジン(漫画の裏側のお話し、2週に1度)> 現状維持
- 会社のブログ(IoTとその他)> ブログはデータをひとまとめにした上で、技術的な短いTIPSでいいので発信
- YouTube(時間ができたときに)> 1ヶ月に2度、動画の使い方も慣れていないので、3時間くらい時間をとる
- twitter(毎日、くだらないこと・・・)> 現状維持だけど、整理した内容を書くとかする
- このブログ(とりあえず備忘録として書いてる)> とにかく続ける
- facebookページ(会社、週1)> 現状維持
- facebookページ(ぼへぼへ、週1)> 現状維持
- facebook(自分、毎日)> 現状維持
フロリレージュ 2019
1年に1度ではあるけれど、毎年恒例のフロリレージュ。
今回はお誕生会。 大事な友人と一緒の誕生月であり、同い年であり、 苦楽を共に語り合ってきた仲で。
そして気づけば、47歳になっていた。
いつか歳を数えることを忘れてしまったし、自分の年齢を聞かれて初めて引き算して考えるようになってしまった。 気にしないというか、多分、自分が子供の頃に思い描いていた「47歳」と、今の自分自身がシンクしていないからだと思う。
今回のコースは、全て春を感じるメニューでした。
蕗
筍
白子
鰆
ホロホロ鳥
ブラマンジェ苺
アマゾンカカオ
コーヒー
もう毎年恒例として、友人と共に一緒に行き始めて、6年か?7年だろうか? 川手シェフの料理は、毎年進化を続けていて、とどまることがない。
変化を恐れない料理の数々に圧倒されて、舌だけではなく、心にも栄養をもらって帰る。
さて、来年はどんな料理がいただけるだろうか。
吉村芳生 超絶技巧を超えて / 東京ステーションギャラリー
写実絵画が好きだったのと、「超絶技巧」という言葉に惹かれて。 後、東京ステーションギャラリーの存在を知らなかったので、一度行ってみようと。
東京ステーションギャラリー
駅直結。丸の内北口からすぐに入れる。 受付が狭いのと、タッチパネルの券売機がわかりやすそうに見せかけて、実はとてもわかりにくいので、ちょっと人が滞留してしまう。
2枚チケットを購入したいのに、タッチパネルにある人のボタンを2回オスって、わからないよ。
展示は一旦3Fに上がってから降りてくる。
その降りる階段の踊り場で、昔の東京駅のレンガを見ることがあって、階段を降りる間も鑑賞が続いている気になる。
吉村芳生
超絶技巧というか、膨大な仕事量。膨大に描き続けた跡を見せつけられた展示でした。
紙に色鉛筆で描かれた、花の絵は圧巻。
藤棚の大きな絵の前にいると、花の一瞬の儚い美しさに圧倒される感じがしました。
そして、最後の新聞に描き続けられた自画像の数々。
紙面に乗っているないようによって、自画像の表情が変わる。 もし、これが、新聞でなくて普通の紙であれば、こんなにしげしげは眺めなかったのではないだろうか?って思う。
ああ、この時、こんなことが話題になったなと、紙面の見出しをみて、それに呼応して描かれた自画像をみる。 なかなか、これは、「いい見せ方」ではないかと思った。
なぜ?新聞に自画像を描き続けたのだろうか?後々の見せ方を考えたのか、それとも、それが素材としては秀逸だったからなのか。