ぼへぼへの雑音

ぼへぼへの感じたこと思ったことをそのままならしてます。ので、たぶん雑音。

吉村芳生 超絶技巧を超えて / 東京ステーションギャラリー

写実絵画が好きだったのと、「超絶技巧」という言葉に惹かれて。 後、東京ステーションギャラリーの存在を知らなかったので、一度行ってみようと。

東京ステーションギャラリー

駅直結。丸の内北口からすぐに入れる。 受付が狭いのと、タッチパネルの券売機がわかりやすそうに見せかけて、実はとてもわかりにくいので、ちょっと人が滞留してしまう。

2枚チケットを購入したいのに、タッチパネルにある人のボタンを2回オスって、わからないよ。

展示は一旦3Fに上がってから降りてくる。

その降りる階段の踊り場で、昔の東京駅のレンガを見ることがあって、階段を降りる間も鑑賞が続いている気になる。

東京ステーションギャラリー
東京ステーションギャラリー

吉村芳生

超絶技巧というか、膨大な仕事量。膨大に描き続けた跡を見せつけられた展示でした。

紙に色鉛筆で描かれた、花の絵は圧巻。

藤棚の大きな絵の前にいると、花の一瞬の儚い美しさに圧倒される感じがしました。

そして、最後の新聞に描き続けられた自画像の数々。

紙面に乗っているないようによって、自画像の表情が変わる。 もし、これが、新聞でなくて普通の紙であれば、こんなにしげしげは眺めなかったのではないだろうか?って思う。

ああ、この時、こんなことが話題になったなと、紙面の見出しをみて、それに呼応して描かれた自画像をみる。 なかなか、これは、「いい見せ方」ではないかと思った。

なぜ?新聞に自画像を描き続けたのだろうか?後々の見せ方を考えたのか、それとも、それが素材としては秀逸だったからなのか。

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東京ステーションギャラリー